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| アレビアチン中毒時。視点が定まっていない。 |
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| 臭化カリウムで発作が激減。小学校での自由研究発表。 |
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| ◆薬剤選択 |
抗てんかん薬の選択がこれほど難しいとは考えてもいませんでした。当時函館にはSMEに明るい医師が少なく、親の私達が本を取り寄せ、研究し、主治医とコミュニケーションをとりながら薬の調整をしていました。月に一度札幌医大の若井周治先生(雄太の癲癇がSMEだと判定してくれた)が診断にあたって下さり、色々試みましたが発作抑制迄には至らず、投与量の調整が難しいアレビアチンの投与にふみきりました。このアレビアチンは少しの増量で血中濃度が爆発的に上昇し、それによる副作用も半端じゃない薬です。
投与を開始してから発作は4日に1回位の頻度になり、更に副作用による中毒症状で雄太は寝たきり状態。そして垂体外路症状(本人の意志にかかわらずタコの様に手足が動いてしまう不随意運動)
、眼振、構音障害(舌のもつれ)など副作用のオンパレード。しかも当時の担当医はこの重篤な副作用を見て「これは発作です」と言い切り、量を減らしながら投与続行。しかし発作は抑制されず、自力歩行もままならない状態のため投薬中止。次にエクセグランを試しました。発作の頻度は相変わらずでしたが、忌わしきアレビアチンが抜けていたため頭もスッキリし子供らしい活発な行動も見せてくれるようになりました。
この頃4才になっていた雄太は4日に1回ペースの発作を抑えられずにいました。1年後の5才の時、母親が臭化カリウムの効果の記述を専門書で発見し、主治医に相談。エクセグランを抜きながら臭化カリウムの投与を開始しました。1日600mgという少ない量でしたが、雄太には合っていた様で発作が遠のいていき、11才の現在セレニカR600mg、臭化カリウム1,400mgで発作は1年に1回程度迄改善されています。
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